金沢市(A001)のマンホールカード

金沢市の伝統工芸である「加賀水引」をイメージして金沢美術工芸大学の学生がデザインしたマンホール蓋です。平成25年に下水道の整備着手50周年を記念して制作されました。青色は流れる水を、黄色は金沢の伝統工芸の金沢箔を、そして重なる線は街中に張り巡らされた下水道のネットワークを表しています。デザインのメインである水引は、祝儀袋などに使われる飾り紙紐のことです。加賀水引は立体的に仕上げた華やかな細工が特徴で、その一つひとつの形に意味があります。水引に明るい色を使うことで縁起の良い場面を連想させ、下水道に対しても明るい印象を与えてくれています。